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長尾産業株式会社 様について

Q.御社について教えてください。

吉竹社長：当社は騒音や振動を計測する機器の代理店業として1974年(昭和49年)に創業しました。
耐震性の確認や快適で安全な環境を確保する為の振動・騒音計測の需要はテクノロジーの進歩とともに益々高まっており、お客様から求められる要求はより多岐に渡っています。
その為、近年は営業部門として行っていた商品単体の販売だけではなく、技術部門として複数の計器を組み合わせた商品の提案や、当社や当社の協力会社が保有する装置を利用しての計測や試験などコンサルタント的な業務が増えています。

本社外観

Q.特に力を入れている事はありますか？

吉竹社長：お客様のご要望が増えるに従い、設備そのものを設置して欲しいなどといった建設に関わる業務が増えた為、昨年、一般建設業許可を取得しました。
また、海外で販売する製品をつくるお客様にも対応する為、今までは日本の基準で行っていた試験を、ヨーロッパ規格やアメリカ規格でもできるようにしています。

Q.どのようなお客様が多いのですか？

振動の試験装置

吉竹社長：この辺りは日立関連の企業が強い地域ですので、発電所やプラント等の振動試験は長年携わっています。その他、最近の自動車はさまざまなセンサーが付いている為、その一つ一つがデコボコ道の振動に耐えられるかなどの試験や、電車内に設置されているテレビ画面が振動で乱れる事なく映るかなども当社で試験しています。
騒音という面では、最近流行りの新幹線や列車の高級車両でいかに静かに走れているかの試験などもあります。

Q.創業の経緯を教えてください。

吉竹社長：当社の創業者である大西源一氏はもともと徳島県の出身で、社名の長尾産業というのも徳島の地名からきています。大西氏は振動に関わる大阪の企業に就職した後、茨城県の日立営業所の立ち上げ所長としてこの地に来たのですが、数年で日立営業所は撤退となってしまいました。しかし、せっかく築いたこの地での人脈や基盤を手放してしまうのはもったいないという事で、長尾産業を起業しました。
その後30年間社長を務めた後、後継者がいなかった事もあり、福井県にある同業の轟産業株式会社と業務提携しグループ会社となりました。
それから約10年、親会社となる轟産業の社員が社長を務め、5年前の2013年(平成25年)に同じく轟産業の社員だった私が長尾産業の社長に就任する事になったのです。

Q.吉竹社長が就任されてから行った事を教えてください。

吉竹社長：私は長年、東京で営業職として働く傍ら、新規の営業所の立ち上げやISO関連の仕事もしていました。60歳を迎えたら営業は退き裏方仕事のポジションに移れるかなと腹積もりしていたのですが、59歳と11ヵ月で子会社である長尾産業の社長にと打診されたのです。
まさかの事で当初は苦労しましたが、社員とのコミュニケーションを積極的にはかり待遇改善なども行った結果、就任前よりも売上、社員数ともに倍にする事ができました。

ユニフォームについて

Q.ユニフォームネットとの取引経緯を教えてください。

新しいユニフォーム

吉竹社長：ユニフォームを変える予定はなかったのですが、当社の社員の方からみんなで着れるものを新しくつくりたいと話がありお願いする事になりました。
それぞれの部署で着ていたものはあったのですが、統一のものはなく、ちょうど私も就任して５年目に入りタイミングも良かったので決めました。

Q.新しいユニフォームの反応はいかがですか？

吉竹社長：現場作業の防寒着と事務服、ウィンドブレーカーの三つを一度に変えたので、社内に統一感が出て明るい雰囲気になりました。

Q.弊社の営業担当の対応はいかがでしたか？

左胸の刺繍

吉竹社長：試着を何度もお願いしたのですが快く引き受けてくれ、とても親身になって対応してくれました。

Q.最後に今後の展望をお聞かせください。

吉竹社長：試験装置なども置いている本社は住宅地にある為、満足な設備は置ききれていなく、当社にない試験装置は外部の大手の協力会社にお願いして試験をしてもらっています。
しかしその度に当社の専門のスタッフが県外に行くのは時間が惜しいので、今後の事も見据え大型の装置も置けるような670坪ほどの土地を工業団地内に購入しました。
年内には建物を完成させ、お客様のご要望に迅速に対応できる環境を整えていきます。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

お客様情報