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ホテル天地閣 様について

Q.貴館について教えてください。

外観

佐藤会長：当ホテルは1923年(大正12年)に現在の相談役の祖父にあたる方が地元の割烹旅館を買い取ったのが始まりになります。その当時から天地閣という名前で、日立製作所を始め近隣の企業の接待場所としてよく利用されていました。
またこの辺りは芸者さんが100人ほどいる花街でもありとても賑わいがあったのですが、時代の流れと共にその文化も廃れていき、また接待での利用ですと会社の業績によって売上げが左右されてしまう為、将来を見越し1977年(昭和52年)に現在のホテル業に転換しました。

Q.佐藤会長の入社の経緯を教えてください。

チャペル

佐藤会長：私は福島県出身でこちらの大学に進学し、当時はまだ割烹旅館だった天地閣でアルバイトとして働いていました。
専攻が機械設計だったので、卒業後は福島県で製造会社に就職が決まり4月に入社したのですが、4月20日に現在の相談役からホテルをやるから助けてくれと連絡があり、とても迷ったのですが待遇がよかったのと、私より
５つ年上の相談役の力になりたいと思い戻る事に決めたのです。
それから50年近く総支配人としてホテルを取り仕切り、3年前に近藤君に総支配人の座を受け渡しました。

Q.ホテル業に転換されてからの事をお聞かせください。

和婚式

佐藤会長：ホテルになるという事で、新たに婚礼とレストランを始めたのですが、結婚式の知識がある人はいなかったので、私が半年間他社で修行しノウハウを習得し
ました。
ゼロからのスタートでしたが、自宅や町の会館で行っていた結婚式がホテルで行われるようになってきた時代と重なった事で婚礼事業は急速に伸び、ピーク時は平均参列者150名の結婚式を4会場で3回転、一日に12組も行う程でした。
また天地閣で結婚式をするというのはこの辺りでは一種のステイタスとして認識されており、その認知度が現在も当ホテルの強みになっています。

Q.近藤総支配人の入社の経緯を教えてください。

近藤総支配人：私はもともと東京で音楽を志す傍ら、アルバイトとして都内のホテルを20年間渡り歩いていたのですが、結婚を機に音楽に一区切りつける事にしました。
そこで別の業界にも目を向けたのですが、長くホテルで働いているうちにこの仕事が天職なのではないかと思いはじめ、今後生活する上で子どもも育てやすく自然も豊かなこの地で仕事を探す事にしたのです。
入社したのが44歳の時でしたから、まさか自分に総支配人のポストが回ってくるなんて思ってもいませんでしたが、選んで頂いた以上はその責任を全うしたいと思います。

ユニフォームについて

仕事の様子①

Q.ユニフォームネットとの取引経緯を教えてください。

近藤総支配人：こちらは毎日忙しいのでぞんざいな対応をした事もあったと思うのですが、それでも担当の照沼さんは頻繁に顔を出してくれていました。社内でもユニフォームを新しくするかどうか意見が揺れていたのですが、いざ新しくしようと決まった時に一番最初に頭に浮かんだのが照沼さんでした。

佐藤会長：割烹旅館の時代から、多少高くても必要経費の購入先は地元を優先しなさいと相談役の祖父にあたる創業社長に言われていました。とはいっても際限なくコ
ストをかける事はできないので、ネット通販などとも比較し、ユニフォームネットさんにお願いする事にしました。

仕事の様子②

Q.導入したユニフォームの反応はいかがですか？

近藤総支配人：フロントと宴会場のサービス係のスーツを一新したのですが、みんな嬉しそうに着ています。今後は女性のユニフォームの変更も考えていきたいです。

Q.今後の展望について教えてください。

佐藤会長：社会的に結婚式自体が減っていますので、当ホテルもこれまでのやり方を改め、事業のスリム化を含めたマーケットに合ったサイズでの展開を考えていかなければいけません。

仕事の様子③

天地閣という先代、先々代がつくりあげてきたブランドに胡坐をかかず、目前の創業100年を目指しもうひと踏ん張りしていこうと思います。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

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