UNIFORM-NET®

社会福祉法人 五彩会様について

Q.御施設について教えてください。

外観(パライソ五彩)

岩谷統括施設長：当社はスペイン語で「楽園」を意味するパライソという名前の通り、利用者様の居心地の良い家である事と、心温まるサービスを追求した介護施設を運営しています。現在施設としては、「パライソごしき」と「パライソサンクス」の二施設あり、世界のリゾート地をコンセプトに、温暖な地域として南国のイメージのあるいわき市らしい施設づくりを行っています。
設立から13 年、地域に親しまれる施設となりましたが、元々当社は約70 年前の戦後間もない頃、焼野原になったこの地で先々代が創業した魚屋から始まります。その後、仕出し屋や旅館をしながらケータリング事業も始めるのですが、納品先には市民会館や公民館で行われていた結婚式の会場が多く、地域の人々からケータリングだけではなく、結婚式が出来るホール（会場）をつくってほしいとの声があり、そのニーズに応えるべく40 年前に結婚式場「パレスいわや」をオープンさせました。今でも地域の人々のウェディングをお手伝いさせて頂いております。

Q.そこから介護の方面にはどのように進んだのでしょうか？

ロビー

岩谷統括施設長：おかげさまでオープン当時のパレスいわやで結婚式を挙げたお客様の中には、自分の子どもや孫の結婚式もパレスいわやで挙げてくれる、長いお付き合いの方が多くいます。
その方たちが自身の老後を考える年代に入るようになり、うちで介護施設もつくってほしいとの声を聞くようになりました。今までも時代の流れの中で常に変化をしながら事業を続けてきましたので、思い切って2005 年( 平成17 年) に社会福祉法人五彩会を立ち上げたのです。さらに3 年前には震災後もいわき市に残り、結婚し子どもを産み、ここで生きていく事を選んでくれた若い人たちを応援したいと、保育園も立ち上げました。

ユニフォームについて

Q.モデルチェンジのきっかけを教えてください。

左胸の刺繍

背中の刺繍

岩谷統括施設長：これまでは職種ごとに5 つの色に分けたポロシャツをユニフォームとして着用していたのですが、利用者様に対してはみんな同じ気持ちで接する事が大切だという想いを込めて、すべてのスタッフが同じユニフォームを着る事にしました。新しいユニフォームはパライソカラーで太陽をイメージしたオレンジとイエローのポロシャツを選び、新しくしたロゴマークの刺繍を左胸と背中に入れました。
このデザインは東京でデザイナーをしていて震災を機にこちらに戻ってきた私の息子が担当しました。
今回モデルチェンジをした事で、改めて会社のポリシーをユニフォームという形で表す事は大切だと感じました。

Q.新しいユニフォームについての反応はいかがですか？

仕事の様子①

生田目さん：利用者様からはもちろんですが、銀行や病院など外出をした時に地域の人々からお褒めの言葉を多く頂きます。
例えば、当社では看護師も同じユニフォームなので、病院に行った時にパライソの看護師だとすぐに認識され、スムーズに対応してもらえたり、医師の方からは「看護師さんは白だと思い込んでいたけどこれもいいね」と言われたそうです。

Q.ユニフォームネットを選んだ理由を教えてください。

岩谷統括施設長：頼んだ事に対してきっちりと応えてくれるので信頼がありますし、今回のように私達に合った商品を提案して頂いています。

Q.今後の展望について教えてください。

仕事の様子②

岩谷統括施設長：介護はする側とされる側、どちらかが幸せという事はありません。ここにお世話になって良かったと利用者様自身が喜ぶ事で、家族やスタッフはこれからも頑張ろうと思えますし、何でこんなところに入れたんだと言われるような施設ではお世話する方も辛いのです。今後、団塊の世代の人たちが介護の対象者としてどっと押し寄せてきます。当施設でお預かりする事ができるのは、いわき市内でもほんの一部ですが、一人でも多くの方が幸せだと思える施設、人の輪をつくっていきたいと思います。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力頂きまして、誠にありがとうございました。

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