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有限会社シバテック様について

Q.御社について教えてください。

シバテックHP

佐藤社長：当社は消火器や火災報知機、消火栓、誘導灯、避難はしご等の消防設備の点検・保守・工事をメインに行う会社で、会長（前社長）の柴田弘之が1996年（平成8年）に創業しました。
消防設備は、商業施設や工場、介護施設、マンションといった規模のある建物に設置義務があり、半年に一度の設備点検が消防法で決められています。

Q.社長になられた経緯を教えてください。

佐藤社長：私はもともと当社と同じような防災関連の会社に勤めていたのですが、リーマン・ショックの後に事業が悪化し退職しました。給料の安さや土日休みではないなどの不満もあり、この業界での再就職は考えていなかったのですが、次の仕事がなかなか見つからない中、仕方なく当社に応募したのです。
しかしその時は不採用で、それから2カ月後に希望の条件は満たせないけれど働かないかと連絡が入り、2010年（平成22年）12月に入社しました。
当時の私は、生きている意味を見い出せず無気力な状態だったのですが、そのような中、入社してすぐに東日本大震災が起こったのです。
みんなが不安を抱えて生活する中で、消防設備の点検や工事の仕事を通して安心してもらえたり、人の役に立っている事が実感でき、何の仕事をするのかではなく、仕事を通して誰かの助けになる事が自分の生きている意味だと悟りました。
その後、会長（前社長）が60歳を過ぎ第一線を退きたいという話になり、まだ入社2年目だったのですが、いつか独立したい気持ちはあったので、私が事業を引き継ぐ事になりました。

Q.社長になられてからの変化について教えてください。

佐藤社長：私が社長に就任する前は、ほぼ100％大手警備会社の下請けとして仕事を受注していたのですが、下請けの仕事だと点検先のお客様とのコミュニケーションが制限されたり、あえて取らないようにしていたので自分たちがお勧めしたい提案もできず、正直つまらないし、やりがいを感じられませんでした。
ですので、社長になってからはさまざまな地域の会合で人脈を作り、地道に営業活動をする事で徐々に自社直接の受注（契約）を増やし、今ではその割合が全体の半分までになりました。
また、大手警備会社の看板に頼る事なくシバテックという名前で仕事ができるようになると、
消防関係以外の電気関係の事や建物の設備全般で相談される事が増え、今ではとりあえず何かあったら当社に声をかけてくれるので、仕事の幅が広がっています。

ユニフォームについて

Q.モデルチェンジのきっかけについて教えてください。

背中のプリント

佐藤社長：以前は設備関係の作業服でよくあるアースグリーン色のものを着ていました。
同業他社でも同じように地味な作業服が多いのですが、消防設備の点検の仕事は他の人から見ると何をやっているのか分からない作業が多い為、不審がられる事が多く、そんな状況をユニフォームで解決できるのではないかと思いモデルチェンジする事を決めました。
お客様の会社の更衣室や整備室など、普通の人が入らないようなところにも火災報知器や消火器はあり作業をするので、どこの会社なのか印象に残るように目立つ赤色を採用しました。

Q.背中のプリントも目立ちますね。

左胸の刺繍

佐藤社長：天井に付いている熱感知器の点検では、感知器を温めるまでに１～２分待たなくてはいけません。
その間基本的に無言で、こちらからお客様に話しかける事はできないのですが、この「防災職人」のプリントを見て声をかけてくれる方も多く、その際に消防に
ついての質問をされるなど説明や会話のきっかけになるのでプリントを入れて良かったなと思っています。実はまだ着用して3カ月なのですが、ユニフォームの効果を実感しています。

Q.弊社の営業担当者の対応はいかがでしたか？

佐藤社長：ユニフォームネットさんとは前社長の時から20年近くお世話になっていて、細目に顔を出してもらっています。現担当の三浦さんも熱心に相談に乗ってくれ、「防災職人」の書体やサイズもいろいろと提案してくれました。

Q.今後の展望についてお聞かせください。

佐藤社長：100％お客様の為になるような仕事を追求していきたいと思います。現状は価格やサービスの面でまだまだ頑張れるんじゃないかというところがあるので、お客様の事を一番に考えた上で後から利益も付いてくるような仕組みを構築し、そのような仕事を通して従業員がいきいきと働けるような会社にしたいです。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。

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