VOICE.92 医療法人帯経会 さくら産院様
女性目線を意識した受付ユニフォームを導入|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
開院以来、通算2万件以上の出産をサポートしてきたさくら産院様。女性ならではの視点で、どのようにユニフォームを選ばれたのかお伺いしました。
医療法人帯経会 さくら産院様について
Q.貴院についてお聞かせください。
大草理事長:私は大学病院で産科医として13年間勤務した後、1991年(平成3年)に地元であるさくら市(当時は氏家町、喜連川町)で当院を開院しました。当時は「大草レディスクリニック」という名前で、2011年(平成23年)の創立20周年を機に「さくら産院」に改称しました。
今年で開院から26年が過ぎましたが、おかげさまで年々規模を拡大し、現在は年間約800件、通算すると2万件以上の出産が行われています。
Q.産院の運営で大変な事は何ですか?
大草理事長:一般の診療所とは違い、産院は入院施設や厨房設備などを整えなければいけない為、資金が必要になります。
また、最近の産院は設備の充実や医師の腕の良さとは別に、待合室や入院部屋の居心地の良さや食事の美味しさなどが重要視され、それらが口コミで広がり妊婦さんの数につながるので、サービス面の拡充も大切な仕事です。
Q.貴院の特徴について教えてください。
大草理事長:開院当時、他の産院では妊婦健診の100%を医師が担当し、助産師は医師のフォローや保健指導などをするやり方が一般的でしたが、当初から私は、助産師が妊娠初期から分娩、産褥まで妊婦さんを継続的にサポートするのが望ましいと考えていました。その為、当院では1998年(平成10年)より、助産師が妊婦健診を行う助産師外来を設置しています。
また正常のお産であれば、助産師が分娩まで担当しますが、異常が起きた場合には直ちに医師が診療に当たるシステムをとっています。
しかし、これには助産師と妊婦さんの関係だけではなく、医師と助産師、看護師と助産師の信頼関係が重要で、当院では医師、助産師、看護師がそれぞれ協力し合って継続したケアを提供する為の「協働システム」を構築しています。
現在、17名の助産師が在籍していますが、ここまで助産師が現場で活躍する産院は県内では珍しいと思います。
Q.産院に併設されたスタジオについてお聞かせください。
大草理事長:開院時に、何か特徴を持った産院にしたいと思い、当時は珍しかったスタジオを併設し、母親学級やマタニティエクササイズなどの充実に力を注ぎました。さらに2014年(平成26年)には産後支援の場として、分娩を終えた母親の心身の回復や育児サポートなどを行う「さくら産後院」を付属施設として開院しています。これらの運営は助産師が主導となって行っています。
ユニフォームについて
Q.ユニフォームネットとの取引経緯は?
市村事務長:これまではネット通販などで購入していた事もあったのですが、業者とのやり取りが上手くいかず、商品を返品する事ができないなどの不都合がありました。
そんな時に、ちょうど営業さんが置いていった名刺を見てユニフォームネットさんに連絡したのがきっかけです。
Q.商品選定のポイントはどこですか?
敷井さん:着用者である受付担当の女性7名で話し合って選びました。決まった制服は脱ぎ着のしやすいワンピースタイプなのですが、ウエスト部分に切り替えしがあってセパレートに見える点が気にいっています。
当初はワンピースのみの支給だったのですが、冬になって首元が寒くなってきたので、スカーフも新たに導入してもらいました。
野中さん:ピンクとブルーの二着の支給なので、気分によってどちらを着るか決めています。また、当院にいらっしゃる方は女性の方がほとんどですので、女性目線を意識して「いいね」と思ってもらえるものを選びました。
Q.今後の展望についてお聞かせください。
大草理事長:出生率の低下や不妊治療、産科医の不足など、現在お産を巡る問題はさまざまですが、その中で当院として何ができるのか、妊婦さんが望む医療環境を整え、よりよいスタッフを育てる為の道を模索し続けていきたいと思います。
Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。
取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | 医療法人帯経会 さくら産院 |
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所在地 | 栃木県さくら市 |
設立 | 1991年(平成3年)1月 |
資本金 | - |
従業員数 | 62名 |
事業所 | - |
事業内容 | ・産科 ・婦人科 |
ホームページ | http://www.sakura-sanin.or.jp/ |