VOICE.47 ベレッシュ 農産物直売所(株式会社東日本地所)様

初めてのユニフォーム導入でスタッフの団結力アップ|お客様事例

お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。

約500件の登録農家を持ち、豊富な品揃えで地元民に愛されるベレッシュ農産物直売所様。震災後、事業が落ち着いてきたタイミングでのユニフォーム導入の経緯をお伺いしました。

ベレッシュ農産物直売所様について

Q.御社の事業、社名の由来について教えてください。

外観

武田本部長:株式会社東日本地所は父が創業した不動産の仲介をメインとした会社です。私は大学卒業後、都内で一度学校給食の企業に勤めていましたが、いずれ地元福島に帰り、地元が元気になる仕事がしたいと思っていた為、改めて学ぶために大学院へ行きました。その後、郡山に戻ってきましたが、リーマンショックの影響で不動産業も良くない為、新しいビジネスを展開すべく始めたのが、農産物直売所(アグリ事業)でした。当時の郡山には全農さんがやっている農産物直売所が1つあるだけで、わざわざ隣の市の農産物直売所に買いに行っている人たちがいるような状態だったので、まだまだ需要がありビジネスになるのではないかと考え、地元のJAと提携して農産物直売所の運営を2009年7月に始めました。店舗名の「ベレッシュ」は”ベジタブル”+”フレッシュ”を掛け合わせた造語です。

Q.なぜ、アグリ事業を始めたのですか?

武田本部長:福島県の基幹産業の一つが農業で、父(社長)の実家も農家で身近だった事と、農家さんの厳しい現状を改善し、所得を向上させたいという思いがありました。また、農産物直売所というビジネスモデルは在庫を抱えない委託販売ということで、小さなリスクで始められるという事も選んだ理由です。

Q.御社の事業の特徴はどんなところですか?

新鮮な野菜

武田本部長:事業を始めた当初、農家さんの数はJAに紹介された約300件でしたが、現在は500件を超えています。多くは地元郡山が中心ですが、福島県全域、他県の農家さんも登録し、直接販売を行っております。今の時代、安全・安心・新鮮は当たり前の事で、やはり豊富な品揃えがなければお客様はライバルのスーパーに行ってしまいますし、価格で勝負しても大手にはなかなか敵いません。しかし農産物直売所は、生産者がそれぞれこだわって生産した商品を取り扱うため、同じトマトを10人の農家さんが作れば味の異なる10種類の品揃えとなり、お客様の好みによって選ぶことが出来ます。そして、旬の野菜や掘り出しものを発見するという楽しみがあるのも、農産物直売所ならではだと思います。

Q.お店の入口に放射能分析センターがありますが。

武田本部長:放射能分析センターは2012年秋に放射能の検査機を導入した際に、専用ルームとして作りました。その部屋では専属スタッフが、入荷前のシーズン始めの段階で、農産物の検査を行っております。ミキサーですり潰し、検査機に20~30分ほどかけて測定します。当社では検査基準を国のものより厳しく設定し、すべての検査結果を保管することで、お客様に安全な商品を安心して購入いただけるようにしています。

Q.ユニフォームを導入したきっかけを教えてください。

放射能分析センター

武田本部長:震災後3年間は、新しいことをやらずにしっかり営業する事だけを考えようと、ユニフォームを導入せず、インターネットでエプロンのみを購入し、私服の上に付けていました。その後、状況も落ち着いてきたのとスタッフの入退社による服装の乱れも目に付くようになったので”統一感”がほしいと思ってユニフォームの導入を検討しました。

Q.商品を検討するに当たり、どういう点で苦労しましたか?

武田本部長:当社にとって初めての本格的なユニフォームの導入だったので、知識や経験がなく、ネーム加工にある一定の時間がかかる事も知らなかったため、「決まったらすぐに出来るだろう」と思っており感覚のズレが生じることもありました。それでも1回きりの取引ではないので、なあなあにならない様に私の立場上言わなければならない事はすべて言った結果、ちゃんと対応して頂けたので現在はスムーズな取引が出来ています。

プリント入りのジャケット

 

Q.ユニフォームを導入してして良かった点はどこですか?

武田本部長:ユニフォームを導入する事で、お客様から見られているという意識が生まれスタッフの動きも変わったように感じます。そして団結力も出たので、ユニフォームを導入して良かったと思います。

Q.これからの展望をお聞かせください。

武田本部長:当社にとって農家さんとのネットワークはとても大事なので、信頼関係を構築する為にも、商品が売れ残らない様な集客力・販売力を付けたいと思っています。そして農家さんが潤う事で、当社もより質のいい農産物をお客様に提供出来るような環境作りを心がけていきます。

仕事風景

Q.最後にユニフォームの求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。

お客様情報

会社名 ベレッシュ 農産物直売所(株式会社東日本地所)
所在地 福島県郡山市
設立 1981年4月(東日本地所)、2009年7月(ベレッシュ)
資本金 1200万円(東日本地所)
従業員数 10名(東日本地所)、20名(ベレッシュ)
事業所 福島県郡山市
事業内容 ・不動産
・アグリ事業(ベレッシュ)
ホームページ http://www.zennichi.net/m/higashi-nihon/

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