江戸時代から着物の柄を染める為に使われてきた染型紙(そめかたがみ)

喜多方の染型紙(福島県指定重要有形民俗文化財「会津の染型紙と関係資料」)
喜多方市役所 教育部(教育委員会)文化課 文化財保護班
〒966-8601 福島県喜多方市字御清水東7244番地2
伊勢白子や京都、江戸に並ぶ一大産地として喜多方(福島県会津地方)にも染型紙文化があり、東北地方の装飾文化 に寄与してきました。
しかし、海外からの技術の流入により100年以上続いてきた喜多方の染型紙「会津型」の歴史は1935年(昭和10年)にその幕を閉じました。
それから約半世紀。
当時、制作販売を一手に行っていた小野寺家の蔵に眠っていた約37,000点もの「染型紙」が1982年(昭和57年)に発見され、喜多方市に寄贈されました。
その「染型紙」は、福島県及び喜多方市の有形民俗文化財となり、研究資源として保存、管理されています。
「AIZUGATA graphics(会津型グラフィックス)」は福島県会津地方に眠る喜多方の染型紙「会津型」の魅力的なデザインを現代風にアレンジして商品化するプロジェクトです。