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株式会社IDENTITY様について

BlueBlueホームページ

御社の設立の経緯を教えてください。

野地社長：家事代行サービスを行うIDENTITYを設立しようと独立したのは33歳の時で、その前の約10年間は自動車販売の仕事をしていました。
もともと実家が祖父の代から福島県郡山市で自動車販売会社をしており、いずれは継ぐものと大学卒業後は家業の方に籍を置きながら修行先として東京の大手自動車メーカーに3年間出向していたのですが、修行先から戻り程なくしてリコールなどの問題が勃発しメーカー系のディーラーに統廃合するという話になりました。
その後も統合先の会社で販促部長や店長などの仕事をしていたのですが、ちょうど子どもが生まれたタイミングで会津への転勤話が持ち上がり、このままでいいのだろうかという想いが重なった事で、かなり急な話しではあったのですが退職し独立を決意しました。

本社外観

なぜ家事代行サービスを選ばれたのですか？

野地社長：親族にサラリーマンがほとんどいない環境で育ったので、いずれは自分で事業をやっていきたいという想いはずっとありました。なので郡山にいながらも東京で開催される独立の為の勉強会やフランチャイズショーなどには足を運んでいました。
そんな中、日本で初めて家事代行サービスを始めた方と知り合い、自動車販売という店舗でお客様を待つのとは違い、定期的にお客様の自宅にお伺いするという仕組みは将来化けるのではないかと感じ、また福島にはまだないサービスだったのでこれでやっていこうと決めました。

家事代行の様子01

事業がスタートしてすぐに軌道に乗ったのでしょうか?

野地社長：家事代行サービスをするといっても、私自身は料理も掃除もほとんどできないので、3月に退職してから、9月にサービスを開始する5ヵ月間の間で、現場スタッフの研修を外部に委託し、私自身はこのビジネスの仕組みづくりに専念しました。
しかしいざスタートしてみたものの、当初の目論見ははずれ仕事の依頼はほとんどありませんでした。

家事代行というサービスは使いたい人は多くても、実際に利用するには家族の同意や費用の面など自分一人では決められない要素が強いのと、お財布の紐が固いといわれる地域性などもあり2、3年は苦しい状況が続きました。

家事代行の様子02

さらに追い打ちをかけるように東日本大震災が起こり、家庭の事情で宮城県仙台市に引っ越しをする事になったのですが、そこで縁があり苦しいながらも仙台店をオープンする事になりました。
そんな中、お客様から料理や掃除だけじゃなく、介護保険制度ではできないお年寄りを抱える家族のサポートをして欲しいという話が多くあり、そちらに注力していく事で徐々に事業が安定してきました。

サービス名「Blue Blue」の由来を教えてください。

野地社長：お客様はもちろん、サービスを提供する私たちも共に晴れ晴れとした気持ちになるという想いを込めて、青空のブルーから「win-win」と同じような意味でつけました。
当社の強みはスタッフそれぞれが自分の長所を発揮しながら、チームとして一丸になって動けるチームビルディング力にあると思っており、その為この業界ではかなり珍しいのですが、四半期に一回は必ず全スタッフが集まる話し合いの場を設けています。

ユニフォームについて

オリジナルエプロンを導入した経緯を教えてください。

野地社長：今までは市販のエプロンを使用していたのですが、全スタッフが集まるミーティングでエプロンの話になり、不満の声が多かったのでせっかくなら使いやすく愛着の持てるオリジナルのものを作ろうとユニフォームネットさんにお願いしました。

こだわった点を教えてください。

野地社長：肩ひもがずり落ちてしまうという意見がもっとも多く、また体形も人それぞれなので、なるべくどのような人にもフィットするデザインにしました。またスタッフには家族の一員として仕事をするという姿勢を大事にしてもらっているので、社名や色が目立ちすぎないシンプルなものにしました。

訪問介護サービス「フリケア」

今後の展望について教えてください。

野地社長：お客様の声に応え、介護保険制度を使用しない100％自費の訪問介護サービス「フリケア」を立ち上げました。介護保険ではできない一緒に住む家族への食事のサービスやお話相手など、柔軟に対応できる仕組みをさらに確立させ、すべての人が自分らしい生活を送れるようにしていきたいです。

最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

お客様情報