VOICE.30 離れ宿よもぎ埜様
特別感ある旅館ユニフォームでモチベーション向上|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
福島県磐梯熱海温泉に ある全室(15 部屋) 離れの純和風旅館の、離れの宿 よもぎ埜様にユニフォーム採用の経緯を伺いました。
離れの宿 よもぎ埜様について
Q.貴宿について教えて下さい。
村木室長:離れの宿 よもぎ埜は福島県磐梯熱海温泉にある全室(15部屋)離れの純和風旅館です。美肌の湯でも知られる磐梯熱海温泉は、室町時代の開湯と言われ、リウマチ、胃腸病などに効果があります。当宿の成り立ちは、もともと地元郡山市にある精密金属加工の会社の保養施設として始まり、昭和42年に温泉旅館として一般開放しました。その後、女将の多彩な趣味が高じ、茶室の増築や茶懐石を提供する様になった事もあり、平成2年に全面改装をし、現在の離れの宿 よもぎ埜としてリニューアルしました。
Q.貴宿はどんな特徴がありますか?
村木室長:近年はインターネット経由の予約(40%)も増えましたが、直接お電話でのご予約もまだ全体の30%を占め、その約80%がリピーターです。当宿は全室離れのお部屋で(10畳+8 畳)で、内風呂が付いており、夕食朝食共にお部屋でゆっくり召し上って頂く事が出来ます。当宿をご利用頂くお客様の年齢層は高く、桜や紅葉の季節などは、最近流行している豪華リムジンバスツアーなどハイクラスな旅の宿としてご利用頂く事も多く、お客様の平均年齢が85歳を超える事もあります。
Q.現在どんな工夫をしていますか?
村木室長:近年は、少人数での旅行が主流となった為、4 名様以上ご利用の大部屋(10畳+8畳+8畳)を小さめのお部屋(8畳+6畳)(8畳+7畳)に改装したり、ツアーの添乗員さんの為のお部屋(10畳+6 畳、内風呂無し)をお手頃な値段設定でインターネット上で開放した所、お問合せも多く、大変人気となっています。
Q.ユニフォームネットとの経緯は?
村木室長:これまで過去3 回、フロントの制服をユニフォームネットさんにお願いをしています。前々回(10年以上前)は茶色ベースのチェックにタイトスカートで、前回はワイン色のジャケットにロングスカートでした。
Q.モデルチェンジをしたきっかけを教えて下さい。
村木室長:当宿は私を含め長年勤めている者が多く、その時の年齢と時代の流れに合わせてフロントの制服を変更しており、今回は40代でも似合う商品というコンセプトで検討をしました。これまで、フロント周りが濃い茶色にダウンライトで落ち着いたイメージの為、暗くなるのではと黒系の制服を敬遠してきました。しかし、時代も変わり、高級ホテルでは黒が主流で、お客様が違和感を感じなくなっている事もあり、黒のストライプ柄を採用しました。
Q.ユニフォームの導入効果を教えて下さい。
村木室長:それまではサイズが合わず、古くなっていた為、制服に気をかけていませんでしたが、この制服にモデルチェンジをしてからモチベーションが変わりました。具体的には日本酒の品揃えを増やした為、私が日本酒ナビゲーターとして接客をする機会が多く、ルームさん(接客係)の着物での接客と区別する事で、特別感を演出する事が出来るようになりました。また、長時間着用する仕事なので動きやすさも以前のものより改良されていて着心地もよく、とても助かっています。今、胸元を華やかにする為、ジャケットに取り付けられるスカーフも検討中です。
Q.ユニフォームネットに期待する事はありますか?
村木室長:ユニフォームは働く人だけが着るものではなく、お客様の着用する館内着も含め、トータルで旅館のイメージを作るものだと考えています。ユニフォームネットさんには、変化する観光産業に合わせて、様々な角度からどんどん提案をしてほしいと思っています。
Q.これからの御社の展望を教えて下さい。
村木室長:
今後、お孫さんと一緒に過ごしたいと思っているシルバー層や七五三などのお返しとしてご両親を招待する夫婦など、3 世代でご利用いただけるプランを検討すると共に、「あそこ(当宿)に行くと家に帰ってきたみたい」と言って頂けるような、ゆったりとした雰囲気とフレンドリーな接客を心がけて行きたいと思っています。
Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。
取材協力頂き、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | 離れの宿 よもぎ埜 |
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所在地 | 福島県郡山市 |
設立 | 昭和42年 |
資本金 | 600万円 |
従業員数 | 18名 |
事業所 | - |
事業内容 | 旅館業 |
ホームページ | http://yomogino.net/ |