VOL.11 東京工装株式会社 福島工場様
鮮やかな作業着にモデルチェンジ、工場内も明るく|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
自動調節弁の設計、製造を主に行い、グループ企業の日本工装株式会社が国内外に販売を行っておられます、東京工装株式会社 福島工場様にユニフォームを採用頂きました。
東京工装株式会社 福島工場様について
Q.御社の事業内容を教えて下さい。
青木工場長:当工場は1974年(昭和49年)12月、 須賀川市(旧岩瀬村)に、プラントなどで使う 自動調節弁の生産工場として設立し、製造を開始 しました。当工場が製造している自動調節弁は、電力プラント、石油化学プラント、鉄鋼プラント等のプロセス 配管の途中に設置され、流量、圧力、温度等の制御に主に使用されています。小口径から大口径までさまざまな多品種少量生産を行っています。当福島工場の生産活動は、自動調節弁の設計、製造を主に行い、グループ企業の日本工装株式会社が国内外に販売しています。この分野には日本国内でも多くのメーカーがありますが、三大メーカーの一つとして業界では周知されています。また、「KOSO」ブランドとして、世界でもTOP10に入ります。
Q.御社の商品の特徴はどんなところですか?
青木工場長:通常の自動調節弁に付加価値を加えた様々な特徴の有る自動調節弁を制作しています。特に近年では、環境負荷を低減する自動調節弁の生産、販売に力を入れています。これは、流体が制御される時に発生する音や振動を減少される働きを持ったバルブです。また、音や振動ばかりでなく、調整弁を構成する部品(製品自体)の高寿命化に繋がり、材料となる鉱物資源の枯渇軽減につながります。
Q.業務の際、気を付けていることはありますか?
青木工場長:弊社の製品は、顧客の装置、プラントの安全、安定操業に大きく関わっている事を常に社員全員で意識し、生産に携わっています。また、お客様が求める製品の品質を遵守(じゅんしゅ)し、納期においても遵守しています。
Q.モデルチェンジしたきっかけを教えて下さい。
青木工場長:今年2代目の若い社長へ世代交代することもあり、昨年それまで10年以上も着用していた 前ボタンの古いデザインの作業着を見直ししました。
Q.新しいユニフォームの反応はいかがですか?
青木工場長:まず新しい作業服は鮮やかなので、工場内が明るくなり、社員も若返った感じがします。当初は慣れないせいもあり、恥ずかしさはありましたが1週間ほどで慣れました。今回は夏物と冬物が同じ格好いいデザインなので、ブルゾンの胸元がだらしなくならないように、ボタンをプラスするなどの工夫もしました。また、キャップも同素材とメッシュを組み合わせて 製作し、通気性が良いので涼しく現場から好評です。ただ、以前のものに比べると配色部分(シルバー)が汚れ易いという声もあります。
Q.導入してから問題が発生したと伺いましたが。
青木工場長:部品課の社員が機械加工の作業をした際、熱い切り粉が飛び、作業着に小さな穴を開けてしまうという問題が発生しました。それまで、ポリエステル65%綿35%の作業着を着用していて問題はありませんでしたが、新しい作業着はポリエステル80%綿20%のものだった為、熱に弱かったようです。ユニフォームネットさんにお願いすること自体は躊躇していませんでしたが、今となれば他社の提案なども参考に聞いてみるのも一つだと思いました。
ユニフォームネット担当者:連絡を頂き、すぐ同色で以前と同じ素材混率の商品を用意させて頂きましたが、製造現場の安全という面ではもっと慎重になり、着用テストなどをご提案すべきでした。今回のデザインを大変気に入って頂いていたので、申し訳ないという気持ちでいっぱいですが、今後の商品開発に繋げていきたいと思っています。
出来れば、全員同じデザインの作業着で 統一したかった所ですが、結果2つのデザインになってしまいました。しかし、営業担当の方には細かい対応をして頂き、お世話になりました。次回は耐熱性などの情報も合わせて提案をお願いします。
(右)工場長 青木氏
(左)株式会社ユニフォームネット 荒川 広志
取材日:2015年8月某日(福島県須賀川にて)
取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | 東京工装株式会社 福島工場 |
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所在地 | 福島県須賀川市 |
設立 | 昭和49年 |
資本金 | - |
従業員数 | 75人 |
事業所 | ・福島工場(福島県須賀川市) ・富士工場(静岡県富士市) |
事業内容 | 自動調節弁の製造 |
ホームページ | https://www.koso.co.jp/group/ |