VOICE.99 介護老人保健施設エルダーランド様
衿付き風のユニークなTシャツへモデルチェンジ|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
ハード・ソフト両面の充実を図っている介護老人保健施設エルダーランド様。今回導入されたユニークなデザインのユニフォームについてお伺いしました。
エルダーランド様について
Q.貴施設について教えてください。
野田事務長:当施設は26年前に福島市を中心とした県北エリアで一番最初にできた介護老人保健施設(以下、老健)です。
利用者様と一対一でじっくりと向き合う事を大切にしており、建物自体は新しくありませんが、他の老健では馴染めなかった利用者様が、ここの施設は居心地がいいと選んでいただくケースもあります。
高齢者にとって施設は生活の場なので、ご家族としては新しく最新の設備が整っているという、ハード面の充実を選ぶ際の優先項目にする場合が多いのですが、利用者様が馴染めるかどうかは設備面だけではない、スタッフとの相性や施設全体の雰囲気などソフト面が大切なポイントになってくるのです。
当施設のスタッフは、介護士37名、介護補助12名、リハビリスタッフ11名、その他厨房や清掃を合わせて全員で100名ほどになります。
Q.貴施設の特徴について教えてください。
野田事務長:他の老健ではまだあまり導入されていない、「介護補助」という仕事を担うスタッフを5年ほど前から採用しています。
利用者様の部屋の片づけや配膳下膳、洗濯、おむつの準備など、今までは介護士が担っていた仕事の一部を担当してもらう事で、介護士は利用者様と直接接する介護活動にのみ特化することができ、以前より施設全体がスムーズに回るようになりました。
ご存じのように介護の現場は常に人員不足ですから、役割分担をして限られた人材を有効活用していく取り組みは非常に重要な事だと思っています。
Q.貴施設の名前の由来を教えてください。
野田事務長:エルダーとは「年長の」「高齢者」などという意味ですので、直訳すると高齢者の国というところでしょうか。皆さんからは「エルダーさん」と呼ばれています。県北で初めての施設という事で、開設当初は健康ランドか何かのお風呂の施設だと思われていたようです。
ユニフォームについて
Q.ユニフォームネットとの取引経緯は?
野田事務長:ユニフォームネットさんとのお付き合いはもう15年以上になります。
当時、介護士は病院白衣の延長みたいなものを着ていた時代で、機能的なものに新しくしたいと思っていたところにタイミングよく営業に来て頂いたのを覚えています。
Q.新しいユニフォームについて着用現場の反応はいかがですか?
佐藤さん(介護補助):デザインで衿があるように見えるTシャツなので、きちんと見えるし、着やすく、作業しやすいのがとてもいいです。
介護補助といっても利用者様と接する機会は多く、ユニフォームが新しくなったという話題で雰囲気も明るくなったと思います。
Q.介護士のユニフォームは新しい試みをされていると聞きましたが。
井川さん(介護士):福島市と東北大学、仙台フィンランド健康福祉センターの共同事業で保険医療機関の充実を図る為にさまざまな取り組みをしています。
その一環で仙台在住のデザイナーさんが、利用者様の状態に合わせた機能的な洋服をデザインしていて、その流れで介護士用ユニフォームを製作し、モニターとして着用しています。
Q.これからの展望をお聞かせください。
野田事務長:地域との交流を増やし、開かれた施設にしていきたいと思っています。
震災前は地域の方々を交えた夏祭りなどのイベントは行っていたのですが、震災後はそこまで手が回っていませんでした。
一度壊れてしまった取り組みやコミュニティーを再構築するのは並大抵の事ではないのですが、今後改めて地域との交流に取り組んでいきたいです。
Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。
取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | 介護老人保健施設 エルダーランド |
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所在地 | 福島県福島市 |
設立 | 1991年(平成3年)10月 |
資本金 | - |
従業員数 | 100名 |
事業所 | - |
事業内容 | ・一般入所 ・短期入所(ショートステイ) ・通所リハビリテーション(デイケア) |
ホームページ | http://www.elder-land.jp/ |