VOICE.70 医療法人健甦会 介護老人保健施設 小美玉敬愛の杜様
職種別に色違いで新調、古いユニフォームはリサイクル|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
生活リハビリに力を入れ、利用者様へのサービスに努める介護老人保健施設の小美玉敬愛の杜様。現場の声を最大限に反映させたユニフォームモデルチェンジの経緯についてお伺いしました。
小美玉敬愛の杜様について
Q.貴法人について教えてください。
高城事務長:私どもは県内に16の施設を持つハートピアグループ唯一の医療法人である介護老人保健施設(以下、老健)
として2012年(平成24年)にスタートしました。現在、職員は94名。看護、介護、リハビリスタッフ、ケアマネジャー、相談員、クリーンスタッフ、厨房、事務員などさまざまな業種の方が協力しあって利用者様へのサービスに努めています。
老健には医療法人と社会福祉法人があり、その違いについて聞かれることが多いのですが、細かな運営方針の違いや、医療法人は理事長がドクターであるなどの特徴はあれど、リハビリというメインの業務について、できることには変わりはなく、ハートピアグループでもその他の老健は社会福祉法人です。
Q.施設の特徴などんな点ですか?
高城事務長:リハビリの目的は在宅復帰及び現状の維持です。その為、当施設には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などを数多く揃え、利用者様の状態に応じたリハビリを提供しています。例えば、利用者様と一緒にラーメン屋やカフェの運営などもリハビリの一環として行っています。また、パン作りや畑仕事、反対に利用者様に教えてもらう梅干し漬けなどは毎回とても盛り上がります。
これらは手作業により脳を活性化したり、昔の事を思い出す訓練として根拠に基づいた活動で、生活に関する日常動作をリハビリと捉える「生活リハビリ」といわれています。このような取り組みについては、全国の老健の事例発表の場
で活動報告をさせて頂いたこともあります。
ユニフォームについて
Q.モデルチェンジのきっかけについて教えてください。
内藤様:当施設は今年で6年目を迎えるのですが、職員からは「だいぶ痛んできたし、色褪せも、臭いも・・・」との声が度々上がっていたんです。それにリニューアル前のユニフォームは現場の意見などは参考にせずこちらで一方的に決め支給したものだったので、機能的に使いづらいところもありました。そこで今回は現場の職員の声を最大限に反映させようと、こちらから何か言うことはなく部署ごとに決めてもらったのですが、驚いたことに結果、どの部署も同じポロシャツがいいという事になり、職種ごとに色違いで導入することにしました。(グリーン=介護、ネイビー=デイサービス、ラベンダー=栄養士、ブルー=リハビリ、ピンク=看護師)
Q.採用したユニフォームのどんな点にこだわりましたか?
内藤さん:まずサイドに大きなポケットが付いているところです。また、さまざまな年齢層の職員がいるので、お腹や腰回りのラインが出にくいデザインというのが良かったのではないでしょうか。私たち事務方や居宅サービスを行うスタッフは役所など外に出る事も多いので、きちんと見える襟付きのボタンダウンで楽に着れるものを選びました。
Q.利用者様や職員からの反応はどうですか?
内藤さん:職員全員でいっせいに変えたので、気分が新しくなり活気が出ました。また職種ごとに色分けされているのも分かりやすいようで好評を頂いています。
Q.ユニフォームネットとの経緯は?
高城事務長:以前は別のお付き合いのある業者さんから購入していましたし、色々な会社の方が営業に来られていましたが、その中でもユニフォームネットさんを選んだ一番の理由は当グループの中の特別養護老人ホーム「笠間陽だまり館」での実績があるというところです。それもユニフォームネットさんの事例紹介冊子である『Voice』を見て知りました。元々、グループ内にはうちを含めて三つの老健があり、何となくみんな同じデザインのものを着ていたので、今回リニューアルするに当たり、うちだけ独自で変えてしまっていいのかなと躊躇していましたが、笠間陽だまり館の事例を見て、コンセプトある施設のイメージ作りの為にリニューアルに踏み切りました。
Q.弊社営業担当者の対応はいかがでしたか?
高城事務長:いつでも呼んだらすぐに駆けつけてくれます。さらに今回リニューアルするに当たり、今まで着ていたユニフォームをどうするかという問題に頭を悩ませていたところ、「BRING FUKU-FUKUプロジェクト」というユニフォームを回収し、また服の原料とするリサイクル活動があることを教えてくださり、それなら是非にとお願いしました。使わなくなったものとはいえ、企業ロゴや個人名が入ったものですからそれぞれで処分してもらうのも心配ですし、かといってこちらで回収した後、産業廃棄物として捨てるのにも費用がかかりますから本当に助かりました。
Q.今後の展望についてお聞かせください。
高城事務長:医療法人としての機能を強化していきたいです。例えば、クリニックや歯科、薬局を併設することができれば利用者様の医療面での「安心」がより一層高まりますし、ご家族の負担も減るでしょう。ワンストップでサービスを提供できる施設を目指していきます。
Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。
取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | 医療法人健甦会 介護老人保健施設 小美玉敬愛の杜 |
---|---|
所在地 | 茨城県小美玉市 |
設立 | 2012年2月 |
資本金 | - |
従業員数 | 94名 |
事業所 | - |
事業内容 | ・介護老人保健施設 ・短期入所療養介護事業所 ・通所リハビリテーション事業所 ・居宅介護支援事業所 |
ホームページ | http://www.heart-pia.com |