VOICE.48 デイサービスセンター ポエム(株式会社はなひろ)様
新店舗オープンを機に介護ユニフォームをモデルチェンジ|お客様事例
お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。
早期の認知症の方を対象としたデイサービスを行うポエム様。2016年6月に2店舗目をオープンと同時にユニフォームをモデルチェンジした経緯をお伺いしました。
デイサービスセンター ポエム様について
Q.御社について教えてください。
塙社長:デイサービスセンター ポエムは定員10名の通所介護事業所として平成25年12月にオープンしました。法人名の”株式会社はなひろ”は私の名前からとり、”ポエム”は3文字の親しみやすい名前の候補から選び、ロゴマークはデザイン関連の仕事をしている中学校の後輩にお願いしました。
Q.起業をしたきっかけを教えてください。
塙社長:高校卒業直前まで進路を決めておらず、高校の先生からの勧めで、福祉の専門学校に進学しました。卒業後は地元福島県のJA関連の介護施設で介護福祉士として7年務めながら、ケアマネージャーの資格を取得し、その後企業や医療法人でケアマネージャー兼管理者として働いていました。そんな中、東日本大震災が起き、「福島県はどうなっていくのか」「自分には何が出来るのだろうか」と考えはじめ、起業家やいろいろな方との出会いの中で、「自分にも出来るのではないか」と思うようになり、独立起業する事になりました。
できることを続けられる喜びと自信を取り戻せる場でありたい。
Q.御社のサービスの特長はどんなところですか?
塙社長:当施設は、早期の”認知症”の方の受け入れを積極的に行っています。認知症の方は他の利用者とトラブルになり易く、通常他の利用者の方より多く手をかけなければなりません。本当はもっと自分でいろんな事が出来るはずなのに、トラブルになる事で行きたくなくなり、自宅で認知症の症状が悪化し、寝たきりや病院に入院してしまうケースもあります。それを防ぐために、当施設では”早期の認知症の方”を対象にし、差別化を図っており、ケアプランを立てるケアマネージャーさんにも、当施設を周知して頂いています。その効果もあり、ケアマネージャーさんや利用者さんからの要望も多く、計画よりも早く2店舗をオープンする事が出来ました。
Q.「認知症カフェ」という取り組みをされているとお聞きしましたが。
塙社長:当施設では月に1回(第3日曜日)、認知症の方やご家族の方、通いたくても通えない方などが情報交換やコミュニケーションを取ることが出来る場所を提供しています。「認知症カフェ」では介護する家族や当事者同士が話すことで精神的負担が軽減する事も多く、また、当施設を知るきっかけにもなっています。オープン当初は2~3名の時もありましたが、公益社団法人「認知症の人と家族の会」へアプローチをする事で参加者も徐々に増え、平成27年3月より郡山市と「認知症の人と家族の会」が主体となって「オレンジカフェ(※)」として30名を超える場となりました。
※認知症サポーター養成講座を受講するとオレンジ色のブレスレット(オレンジリング)が貰える事から
Q.モデルチェンジをしたきっかけを教えてください。
塙社長:2016年6月に2店舗目のデイサービスセンターをオープンする事になり、スタッフも増えたのでモデルチェンジをしました。
Q.商品の選定はどのように行われましたか?
塙社長:私はジャージにポロシャツというスタイルが嫌だったので、スタッフが自分で着たいユニフォームを選ばせました。選んだ商品が丸衿だったので、最初男の私は「えっ」と思いましたがそのまま丸衿のニットシャツを採用しました。
Q.今後どのような会社にしたいですか?
塙社長:プロフェッショナル化を目指しスタッフの底上げを行い、「小さな事業所で何が出来るのか」「地域で介護を支える人に何が出来るのか」を考え、周りからサポート出来る新たな取り組みを構築したいと思っています。また、近年介護に対するネガティブな話題が多いですが、介護の仕事は素晴らしい仕事で、勉強になる事も多く、多くの事を得られる場だとどんどんアピールをして、これまでのイメージを払拭したいと思っています。
Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。
取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。
お客様情報
会社名 | デイサービスセンター ポエム(株式会社はなひろ) |
---|---|
所在地 | 福島県郡山市 |
設立 | 2013年12月 |
資本金 | - |
従業員数 | 11名 |
事業所 | - |
事業内容 | ・通所介護 ・介護相談窓口の運営 |
ホームページ | https://ja-jp.facebook.com/poem01/ |