空調服の選び方|ファンの位置が重要!選ぶ際に見るべきポイント

炎天下や屋内での作業時では、空調服の着用が欠かせません。空調服を着用すれば、作業効率の向上だけでなく、作業者の安全衛生にも繋がります。

現在は様々なメーカーからオリジナルの空調服が販売されており、機能性やデザインも異なります。

「空調服を導入したいけど、どれが良いのかわからない」

「職場に合った最適な空調服を探している」

このようにお考えの方も少なくないはずです。

そこで本記事では、現在販売されている空調服のタイプや選び方について詳しくご紹介していきます。新たに空調服を購入しようとお考えの方や、空調服の導入を検討されている企業の購買担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ファンの位置による違い

現在の空調服は、大きく3つのタイプに分けられます。

  • 腰ファンタイプ
  • サイドファンタイプ
  • 上部ファンタイプ

それぞれ特徴が異なり、現場の作業環境や業務内容によって向き不向きがあります。

例えば車両や重機を操作する方であれば、脇部分にファンが配置されている「サイドファンタイプ」が適しています。また、フルハーネスを着用して作業される方は、腰回りの器具や工具に干渉しない「上部ファンタイプ」がおすすめです。

それぞれのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう。

王道! 腰ファンタイプ

腰の位置にファンが設置されているタイプです。

空調服の登場初期から採用されている王道タイプで、現在も多くの製品に採用されています。

基本的には左右2ヶ所にファンが設置されており、上半身全体に効率良く風を取り込む構造をしています。

また、腰ファンタイプは多くのメーカーで採用されているため、ファンやバッテリーの汎用性が高く、製品によっては使い回しができます。

デザインやサイズ、素材なども豊富に展開されているため、現場環境や作業者に見合ったものが選びやすいのもメリットです。

機能性◎イチオシ! サイドファンタイプ

両脇部分にファンが設置されているタイプです。

腰の位置より少し高めにファンが設置されているため、イスに座っていても効率良く空気を循環させることができます。また、ファンの取り付け位置の関係上、他のタイプと比べて空気が循環しやすく、涼しさが感じやすくなっています。

フォークリフトや重機で作業する際にも邪魔にならないため、倉庫や土木現場で働く方からも好評です。

ここ数年で人気が集まっており、腰ファンタイプからサイドファンタイプに移行するメーカーもいるほどです。今後も機能やデザインが優れた製品が登場するのは間違いないでしょう。

様々なワークシーンに適応! 上部ファンタイプ

背中や肩周りなどといった、上半身部分にファンが設置されているタイプです。

ファンが上部に設置されているため、フルハーネスや腰袋などといった腰周りの器具使用の妨げになることがありません。

また、上部にファンがあることで、脇や首部分にダイレクトに風を送ることができます。お腹や腰を冷やしすぎないメリットもあるため、長時間作業をされる方にも向いています。

空調服の選び方

ここからは、空調服の選び方について詳しくご紹介していきます。

空調服にあると嬉しい機能

空調服の登場初期は、各メーカーファンやバッテリーを進化させ、「いかに効率良く冷却するか」や「どれだけ強力に冷却できるか」といったことに焦点を当てて開発が続けられていました。

そして時代が進むにつれて機能性やデザインが重視されるようになり、現在は基本的な冷却機能に+αの機能を加えた製品が増えてきています。

保冷剤ポケット付き

保冷剤ポケットがあると、凍らせた保冷剤を入れて、直接体を冷やしたり、涼しい風を循環させたりすることができます。

保冷剤ポケットの大きさや設置場所はメーカーや製品によって異なるため、できれば購入前にポケットの位置を確認しておくことをおすすめします。

アルミ・遮熱コーティング付き

空調服によっては日傘の裏地のように銀色の遮熱コーティングが付いているものや、アルミ加工が施されている製品もあります。

これらの空調服は、加工無しの製品と比べて衣服内の温度上昇を抑える効果が大きくなっています。また、UVカット機能付きの空調服であれば、紫外線から肌を守ってくれます。

空調服をお選びになる際は、ぜひ生地の材質や裏地にも注目してみてください。

フード付き

空調服の中には、フード付きの製品もあります。フードを被ると首元から抜けた風がフード内に抜けるため、頭部や顔も効率良く冷却することができます。

また、フードはヘルメットを被った状態でもすっぽりと覆えるものや、着脱可能なものも多く販売されています。

ヘルメットの着用が必要な職場で働く方は、フード付きの空調服をお選びいただくことをおすすめします。

フルハーネスを着用する現場には【フルハーネス対応空調服】

高所作業者向けたフルハーネス対応空調服も存在します。

フルハーネス対応空調服は、ランヤードがかけられるフックが付いていたり、取り付け口が開けられていたりしています。また、上部ファンタイプの製品が多く、腰回りをすっきりとした状態で熱中症対策ができます。

インナースペーサーの併用で高所の熱中症対策も万全

空調服の上にフルハーネスを着用すると、空気の循環スペースが狭まり冷却効果が弱まることがあります。

そんな時は、インナースペーサーを使用しましょう。

インナースペーサーには空気の通り道となる細かな隙間が設けられているため、空調服の中に着込むだけで効率良く風を循環させられます。

 

インナースペーサーの詳細やおすすめ製品について詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。

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夜間作業の現場には【反射付き空調服】

夜間の作業は視界が悪く、日中と比べて様々な危険が潜んでいます。そんな時は、夜間での視認性に優れた反射付き空調服をお選びいただくことをおすすめします。

あらかじめ反射材が取り付けられた空調服を着用すれば、夜光反射チョッキを着用する必要がなくなるため、現場への持参アイテムを1つ減らすことができます。

最近の反射付き空調服は、高視認のものが多く、デザインが優れたものも増えてきました。また、JIS規格やISO規格に適合した製品も多く存在します。

また、夜間だけでなく、日中の視認性も優れているため、交通整備を行う方や配達業の方にもおすすめです。

火を扱う現場には【難燃・防炎空調服】

溶接業や鉄鋼業などといった、火気を扱う現場で作業する方は、難燃性の素材で作られている空調服を選ぶようにしましょう。

難燃・防炎空調服は、綿100%素材などの燃えにくい素材が使われており、万が一火気が近づいても燃え広がらないような設計になっています。

また、溶接現場など火の粉が飛ぶ職場では、ファンから火の粉や粉塵が侵入する可能性があるため、金属フィルター・難燃フィルターを装着するようにしましょう。

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空調服+αの商品でもっと快適に!

ここからは、さらに快適性、効率性が上がる+αの商品をご紹介していきます。

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汗のニオイが気になる

空調服は汗を気化させることで体感温度を下げるため、人によっては「ニオイが気になる」との声も多く効きます。

そんな時は、消臭アイテムを活用しましょう。

空調服の中に消臭機能の付いたコンプレッションインナーを着用すれば、汗によるニオイを大幅に抑えられます。また、どうしてもニオイが気になるという方は、消臭スプレーを使って空調服全体を消臭してしまうのも一つの方法です。

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埃や火の粉の侵入を防ぎたい

埃や火の粉が舞う職場で空調服を使うとファンの故障に繋がるため、ステンレスフィルターなどといったフィルターやカバーを活用しましょう。

基本的にフィルターやカバーは各メーカーから専用品が販売されているため、購入時は間違えないように注意しましょう。

冷却効果が物足りない

「外部からの空気を取り入れるだけでは十分な効果が得られない」と感じている方は、空調服の内ポケットに保冷剤を入れることをおすすめします。

また、電気を通して冷却効果を生み出すペルチェベストを中に着込むという方法もあります。

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空調服を選ぶ際に
チェックすべきポイント

①デザイン(形状)

空調服のデザインは、

  • 長袖タイプ
  • 半袖タイプ
  • ベスト(袖なし)タイプ
  • フード付きタイプ

があります。

例えば長袖タイプだと腕まで風が通り、上半身全体を冷却することができますが、動きやすさで言えば半袖やベスト(袖なし)タイプの方が優れています。

ちなみに最近は軽量で着用しやすく、屋内外問わずに使用できるベスト(袖なし)タイプが人気です。

また、フード付きタイプは首筋からの直射日光やホコリの侵入を防げるため、粉塵が多い現場での作業や屋外での作業に向いています。

空調服を選ぶ時は、作業環境や用途に応じて最適なデザインを選ぶようにしましょう。

②防水・撥水性能

屋外での作業や、天候ににる影響を受けやすい現場での作業時は、防水・撥水性能がある空調服を選ぶ必要があります。

撥水加工された生地であれば、雨や水しぶきが付着しても衣服内に浸水することはありません。ただし、防水性が高すぎると通気性が損なわれることもあるため、職場環境に応じて通気性とのバランスを考える必要があります。

③防塵性能

解体作業や鉄鋼現場などの粉塵が舞う現場でファン付きの空調服を使用する時は、防塵対策をする必要があります。

空調服に防塵仕様があれば、外気を取り込む際にホコリが服の中に入りにくくなるため、着用者の健康と快適性が守れます。また、ファンやバッテリーの劣化や故障も防ぐこともできます。

④UVカット・遮熱機能

直射日光を受ける屋外作業では、UVカットや遮熱機能がある空調服を選ぶようにしましょう。

紫外線から肌を守ることで、日焼けや肌トラブルを防げるほか、作業中の疲労度も大きく軽減できます。また、遮熱効果により衣服内の温度上昇も抑えられるため、空調服の冷却効果がさらに高まります。

ただし、UVカット率や遮熱素材の使用有無は見た目では分かりにくいため、カタログや商品の詳細説明欄をチェックすることをおすすめします。

⑤バッテリーの稼働時間・出力

長時間作業を行う現場では、バッテリーの性能の良し悪しが非常に重要です。

出力が高いバッテリーであれば風量が強くなりますが、その分電力の消耗も早くなります。1日通して使用するのであれば、風量調節機能があるものを選ぶと良いでしょう。

最近の空調服だと、ある程度出力を抑えた状態にすれば、10時間以上稼働できるモデルもたくさんあります。

⑥バッテリーの種類(電圧・規格)

空調服の冷却性能は、バッテリーの種類にも大きく左右されます。

電圧が高いバッテリーは風量が強く、厳しい環境での冷却効果が高まりますが、その分本体価格が高くなります。また、製品ごとにバッテリーの規格や接続端子が異なるため、バッテリー単体で購入する際は、適したものであるかどうかを確認する必要があります。

さらに、バッテリーの品質や安全性も確認するようにしましょう。PSE認証があるものを選ぶと、長期間安全に使用することができます。

⑦生地の種類と耐久性

空調服に使われている生地は、ポリエステルや綿、ナイロンが一般的です。

ポリエステルは軽くて乾きやすく通気性にも優れていますが、火気には弱い特徴があります。また、綿は肌触りが良く吸汗性に優れていますが、乾きにくいのがデメリットです。

耐久性を重視するなら、引き裂きや摩耗に強いリップストップ生地が使われいている空調服を選ぶことをおすすめします。

使用頻度が多い方は、洗濯のしやすさやお手入れのしやすさも考慮して製品を選ぶようにしましょう。

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空調服の選び方について詳しくご紹介しました。

様々なメーカーから販売されている空調服は素材や形状、使いやすさや、追加機能などがそれぞれ異なります。今回ご紹介したチェックポイントなど参考に、ご自身の職場環境に適した最適な空調服をお選びください。

 

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